パネル工法

この工法では建築はほとんどベニヤ(合板)のみで構成されています。ベニヤにプレカットでみぞを作り、これをはめ合わせていくだけで金物を使用しなくても簡単に建設できるパネルにしておきます。

自分たちの手で作り上げる

出来上がる建築は7m以上柱のない大きな空間となりますが、ベニヤ一枚一枚は大人が2人いれば持ち上げることができる大きさであり、職人でなくとも扱いやすいものです。このため地元の人達が自分たちの手で建設することができ、人材や機材の不足を補うことができます。
こうして自分たちの手で創り上げた建築は、地元の人達にとって更に愛着ある場所となるのではないかと考えます。

再利用可能な建築

パネルを組み合わせる際には基本的に金物を利用する必要がないということがポイントです。
金物を多く使用してしまうと解体する際に分別が難しく、再利用できる材も全て廃棄されてしまいます。しかしこの建物が役目を終えて解体されることになった時は、分別して再利用できるだけでなく、パネルをそのまま再利用して他の場所に移築することも可能であり、ムダがなくなり環境負荷も小さくなります。

高い断熱性能

東北地方では寒さを防ぐための断熱性能が要求されますが、パネル同士を組む際に生まれる空気層に断熱材を挿入することによって高い断熱効果を持たせることができます。

安価でどこでも手に入る

ベニヤは建築をはじめ様々なところで利用される製品であり、非常に流通量の多い材です。そのため、何処でも安価に確実に即座に手に入れることができるので、予算の見通しが立てやすく建設もスムーズにできます。

地産地消

ベニヤは全国で生産されていますが東北地方は特に生産量の多い地域であり、材料の地産地消となります。津波によって海の水に浸かってしまった材は、通常金物が錆びてしまうため利用される場所が限定されており、そうでない材の半分以下の価格で売られている状況です。今回の建築では大部分に於いて金物を利用せずに組み上げている為、これを利用して建築全体を安価にすることができ、材の有効活用となります。

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